名古屋芸大 学生ブログ(31)
今回は、張正さんと久野染工さんで染めてきた手ぬぐいを若林先生にチェックしてもらいました。

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若林先生のブログにも書いてありましたが、全員出席!
皆、若林先生の授業が好きな証拠です☆

あまり見たことのない絞りが多く出来た人は好評でしたが、それでも若林先生のチェックは厳しく、なんだかんだで「これ!」と言われた人は少なかったです。

やはり売り物になるものなので、私たちもそういう覚悟で制作に取り組まねばならない事を感じました。

テキスタイル3年生 江本実祐希


2010.11.12|10:00名芸大学生ブログcomments(3)|-
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コメント
私は絞りや西陣織を扱う呉服屋のものです
先生は見たことの無い珍しい絞りだけを評価されたのではないはずです。
「見たことの無いもの」には3種類あります
1、「できるけど誰もしていない」と
2、「できないから誰もしていない」です。
3、「偶然できた」
1の場合やろうと思えばできるのですがだれでも出来るものは面白くないとゆう評価にもなります。
2の場合見ても聞いても教わっても真似が出来ないから面白い
3の場合偶然出来たものは真似ができないから面白くそして珍しい。しかし自身も真似するのが困難。

売り物にする為には1と3はアイデアと面白みがあっても商品化は無理だと思います。
商品化するための条件は儲けが出なければ意味がありません。お店の設定額の半分のコストで人が真似出来ない珍しいもので量産できるものが良いのではないでしょうか?
それにはアイデアと技術と経験が必要かと思いますが、若さには無限の可能性もあると思います。
面白いものが世に出るのを楽しみにしています
匠呉服店 代表|2010/11/13 2:03 PM
コメントありがとうございます。このブログを書いた江本です。

このチェックの時は、まだ1度しか本格的に染めに行っていない状態でしたので
私たち自身も1〜3のどの状態かもわからなかったのですが
確かに、1の場合は「これをするならもうひと工夫を」という指示が多く、
2と3への評価が高かった様に思います。

現在は自分たちの作品がどれに当てはまるものなのかを知り、
量産できるものなのかを見極めている段階ですね
コストもおさえて、よいデザインにするというのはなかなか難しいですが、頑張りたいです。

貴重なご意見ありがとうございます。
名古屋芸大 江本|2010/11/24 2:18 PM
江本様
勝ち取る為のポイントは「職人に学ぶ」事だと思います。まずは基礎がとても大切です。基礎がしっかりしていれば一工夫も二工夫も付けれます。絞りは良いデザインにしようとするが為に生かされてない事が多く、一工夫二工夫付けることによって良いデザインが生まれることの方が多いと思います。
基礎の出来てる者に学べばコストをおさえて量産するコツも簡単に分かります。「職人に学ぶ」とゆうできるけど誰もしていない事が実は成功の近道だと思います。応援しています
匠呉服店 代表|2010/11/25 1:22 AM
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